人生初の寄席を観に行ってきました。その感想です。
きっかけは、トーストマスターズの方に「落語行ってきたよ~。一日楽しめて、スピーチの参考になるよ」とアドバイスを頂いたのがきっかけ。
川越から一番近い「池袋演芸場」に行ってきました。
目次(クリック可能)
規模がこぢんまり、噺家の高座が間近
場所は池袋北口から徒歩2分ほど。西口商店街の入り口にあります。
受付で2500円を払って入場。日にもよりますがいったん入場料を払えば、基本的にその日は出入り自由。親切設計です。
場内もこぢんまりとしていて、噺家の高座が間近で迫力ありました。これでも最後列です。
観に行った日は、開場は12:00、開演12:30。13:00頃入場しました。客席60ほどのところ、人は15人ほどでゆったりでした。
感想:期待以上の良さ。1日聴ける楽しさあり
期待以上の良さでした。寄席っていうと古典落語を聴くのかなと思いきや、落語以外にも、漫才、漫談、手品など色々あって楽しめました。
特に印象に残ったのは、宮田章司氏の江戸の売り声。飴屋の口上や桶屋の売り声は面白かった!
なんでも、現在江戸の売り声をやっているのは、宮田氏のみだそうです。貴重です。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/urigoe-miyata/
落語も、いきなり内容に入るわけではなく、おもしろ世間話(まくらという。スピーチで言うアイスブレーク)から始まるんですね。
すごいなーと思ったのが、まくらの話がキーワードつながりでいつの間にか、本題に入っていく所のスムーズさ。
現代の話がいつの間にか江戸の話に変わっているんです。噺家の技術の高さにびっくりしました。
古典落語のあらすじも充分に笑えて面白い!現代のお笑いの基礎になっているのではないか?とも思えました。
一番話笑えたのは勘定板。言葉の勘違いから起こる喜劇なのですが、下ネタだけに余計笑えました。
(アンジャッシュがやっているネタそのものって感じです。)
【こんな人にオススメ】
・コスパ重視な人
日にもよりますが、2500円で一日(12:30~20:30)まで楽しめます。しかも30程の落語、漫才を楽しめます。
テーブルがあるので考え事をしながら、食べながら聴くことが出来る。
ジブンだけの時間に「安く、長く」浸れると思います。
・スピーチが上手になりたい人。
噺家さんは、聴衆を惹きつけるための話術が上手です。
間の取り方、声の強弱など、色々気づきを得られるかと思います。
また、まくらは、スピーチネタの宝庫だと思います(笑)
人生初の寄席でしたが、本当に良い経験でした。13:00~20:30分まで本当に楽しめました。
なかなか敷居が高い?寄席ですが、実際に入ってみると、ゆる~い雰囲気ですので誰でも気軽に楽しめるナイススポットだと思います。
私もまた池袋演芸場、また新宿の末廣亭、浅草演芸場にも足を伸ばしてみたいと思います。
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